「どうしたらいいかわからない」の敬語とは？言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈

ここでは、タイトルのフレーズの使い方や表現方法について、徹底解釈していきます。

「どうしたらいいかわからない」の意味

この言葉は、物事に対してどうすればいいかわからないという困惑した状況を意味します。

未知の作業やまったく見通しの立たない案件、相手の希望が不明瞭な時などに対して、このように発言することもあるでしょう。

しかし、特にビジネスにおいてはわからないまま物事を放置することはあり得ません。

わからない、知らないことは確認し正しい手順で遂行することが重要です。

「どうしたらいいかわからない」の敬語での使い方や表現方法

この一文を敬語に直す際は丁寧な類語の「どのように」、「対応する」という言葉への置き換え、語尾を丁寧語の「です/ます」調へ言い直し「どのように対応すればよいかわかりません」のように言い換えることが可能です。

しかしながら、わからないと宣言することは重要ですが、前述したようにそのまま事態を放置することはできません。

言葉を受け取る側もこれだけを言われてしまうと、非常に無責任な印象を持つことでしょう。

そのため、「いかがいたしましょうか?」「どのようにいたしましょうか?」「ご教授いただけますか?」という指示や相手の希望を伺う一文を加えることで、案件について積極的に関りたいという意思を伝えることができますし、不明点の解決につながります。

「どうしたらいいかわからない」の言い換えや使用例

・『未経験の事例で、どのように対応すればよいかわかりません』
・『大変恐れ入りますが、私はどのようにいたしましょうか?』
・『どのようにすればよいかわかりません、恐縮ですがご教授いただけますか?』
目上の方からの指示や動きを願う場合は、文体を敬語表現にするだけではなく「恐れ入りますが」などのクッション言葉を添えることも重要です。

また、可能であれば問題を丸投げするのではなく、自分なりの考えや解決方法も提示すると相手の印象はよりよくなります。

まとめ

以上のように、この言葉は対応策が分からないという困惑した状態を表します。

知ったかぶりせずに正直に「わからない」というのは、勇気がいりますが重要なことです。

失礼のないようにきちんとした言葉遣いで、相手と確認しあいながら問題を解決していきましょう。