「どちらでも結構です」の敬語とは?
言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈していきます。
「どちらでも結構です」の意味
「どちらでも結構です」の意味
「どちらでも結構です」は、どちらを選んでもよいことを相手に伝える言葉です。
「どちらでも」は二つの選択肢のことを示しています。
つまり、こちらを選んでも、そちらを選んでもよいことを、「どちらでも結構です」と言い表しているのです。
また、「結構です」は「構わない」や「よい」と同じ意味を持ちます。
ここでは「です」を用いる事で、丁寧な言葉遣いにしているのです。
これらのことから、「どちらでも結構です」が、どちらを選んでもよいことを相手に伝える言葉になっていると分かるのです。
「どちらでも結構です」の敬語での使い方や表現方法
「どちらでも結構です」の敬語での使い方や表現方法
「どちらでも結構です」は既に敬語になっています。
ここでは、丁寧語の「結構です」という表現を用いているのです。
たとえば、上司が会議室を予約してくれることになったとします。
そして、広い会議室と狭い会議室のどちらがよいかを尋ねてきたのでした。
このような場面で、「私はどちらでも結構です」と言うとよいでしょう。
これによって、広い会議室でも狭い会議室でも問題がないことを、上手に伝達できるのです。
また、「どちらでも結構です」を別な敬語にする方法もあります。
たとえば「どちらでも構いません」や「どちらでもよいです」と表現できます。
また、「どちらでも問題ございません」なども、同等の意味を持つ表現として使用できます。
さらに「どちらでも差し支えありません」も同じ意味で使用できるでしょう。
このように、同じような意味であっても、複数の表現手段がある事が分かります。
敬語の使い方によっては、違う印象の表現にできるのです。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「どちらでも結構です」の言い換えや使用例
「どちらでも結構です」の言い換えや使用例
・『私は、どちらでも結構です』
・『東京と大阪の、どちらでも構いません』
・『男性でも女性でも、どちらでも問題ございません』
ここでは、「どちらでも結構です」の使用例を挙げています。
例文のように、前段に説明などを加えると、自然な表現になります。
また、「結構です」を敬語で言い換えると、違う印象の表現にできるのです。
まとめ
まとめ
このように「どちらでも結構です」は、どちらを選んでもよいことを相手に伝える言葉です。
ビジネスでも使える言葉ですので、上手に活用するとよいでしょう。