「ご健壮」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご健壮」とは?

ビジネスにおけるメールや会話での使い方や敬語の使い方を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。

「ご健壮」とは?

「ご健壮」とは?

「健壮」という言葉は調べてみると存在しており、「壮健」と同義語となっています。

しかし詳しく見てみると、これは中国語の「健壮」の日本語訳として使われている言葉のようです。

よって、中文和訳上の言葉としては「健壮」という表記になりますが、「健壮」の意味としては「壮健なこと」という表現になっています。

そのためか、同義語といいながら意味は同じであっても「健壮」の使用例が中文和訳上の言葉として以外はありません。

また現代では挨拶の定型文として「ご壮健」の方が使われています。

このことから、日本語文における「ご健壮」という表現はなく、通常は「ご壮健」と表現するのが正しいようです。

よって、以下の本文では「ご壮健」としての説明で記載しています。

なお、「ご壮健」とよく似た表現に「ご健勝」という言葉もあります。

どちらも敬うべき相手が元気で健康なさまを喜んで使う言葉で、意味合いはほぼ同じです。

「ご健壮」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「ご健壮」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

上述した通り、説明内容は「ご壮健」で記載します。

「ご壮健」は目上の相手の健康なさまを示す言葉で、畏まった場面で使うことの多い言いまわしです。

また、「壮健」は自分自身に対しても使用できます。

ただし、「壮健」に接頭語の「ご」はつけないように注意してください。

「ご健壮」の正しい敬語表現

「ご健壮」の正しい敬語表現

「ご壮健」「壮健」に尊敬を表わす接頭辞の「ご」が付いているため、「お元気」などと表現するよりも丁寧で相手を敬った言いまわしになっています。

もちろん、この語句は正しい敬語表現です。

「ご健壮」を使った例文

「ご健壮」を使った例文

このフレーズを使った例文をご紹介します。

・『ご壮健で何よりです』
・『益々ご壮健のこととお慶び申し上げます』

「ご健壮」の類語や言い替え

「ご健壮」の類語や言い替え

このフレーズに類似した言葉や言い替えの一例を紹介します。

・『ご健勝』
・『ご清祥』
・『ご活躍』
「ご健勝」は本来、個人に向けて用いられる挨拶の言葉です。

よって会社単位では用いないという決まりがありました。

しかし、挨拶の定型文として「ご壮健」や『ご健勝』が使われるようになり、意味合いも今後の繁栄を願うというニュアンスが含まれるようになっています。

「ご清栄」は会社単位に使う挨拶の言葉で、相手の繁栄を願う言葉として使われます。

『ご活躍』は「いきいきと活動する」という意でこれも相手の健康を喜ぶ意味につながります。

まとめ

まとめ

「ご壮健」という言葉を使うことによって、自然にかつ端的に相手を敬いながら健康であることを喜んでいることを伝えられる便利なフレーズです。

是非、使いこなせるようにしましょう。

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