「以下に訂正させていただきます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「以下に訂正させていただきます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「以下に訂正させていただきます」とは?

「以下に訂正させていただきます」とは?

「以下に訂正させていただきます」は、何か訂正するべき点があった場合に、それをこの表現の後に記載する内容に訂正したいという意味で用いられる表現です。

使い方としては、この前に「先日お渡ししました資料の○○の数に誤りがありました。

150となっておりますが、そちらを以下に訂正させていただきます」
のように記述し、続けて「○○の必要数200」などの数を記載するという具合です。

「150となっておりますが〜」の一節は必須ではなく、使い方の一例です。

このように用いる表現のため、口語で用いることはなく、文章専門の表現になります。

そう訂正すると一方的に伝えることになり、この表現を用いた文章を受け取った側はそれをそのまま受け入れるのが通例ですが、それでは何かがおかしくなるなどと思った時には、その旨を返答として伝えることになります。

「以下に訂正させていただきます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「以下に訂正させていただきます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「以下に訂正させていただきます」は、少し形を変えると先のような使い方以外に、この表現の後に誤りと正しい内容の両方を記載して用いることもできます。

その例としては、「以下のように訂正させていただきます」という形にして、「弊社の商品カタログ中に誤った記述がありましたので、以下のように訂正させていただきます。

○○の価格3,200円→3,300円」
のような使い方になり、正、誤を一緒に表記することができるため、前に誤りを、その後に正しい内容を記載して用いる「以下に訂正させていただきます」より使い勝手がよく、ビジネスシーンでもそちらの方がよく使われています。

誤りがあったという表現なので、それより前にその誤りを詫びる「申し訳ありません」などといった謝罪の文言を添える場合も多く見られます。

「以下に訂正させていただきます」を使った例文

「以下に訂正させていただきます」を使った例文

・『以前にお伝えしました開催の日程ですが、以下に訂正させていただきます』
・『○○の価格に誤りがありましたので、そちらを以下に訂正させていただきます』

「以下に訂正させていただきます」の類語や言い替え

「以下に訂正させていただきます」の類語や言い替え

・『以下に訂正内容を記述いたします』
「以下のように訂正させていただきます」と同じく、この後に正、誤を一緒に表記する使い方をすることができます。

「以下のように〜」だと、これより前に誤りを述べる用い方もできますが、こちらは続けて正、誤を共に記載するための表現です。

まとめ

まとめ

「以下に訂正させていただきます」は、この前に誤りだった部分を記述し、後にその正しい内容を述べるという使い方になる表現です。

文章専門の表現になり、一方的にその内容を伝えるために用いられます。

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