カタカナ英語や和製英語を含め、今日の日本社会では外来語や外来語らしきカタカナ語で溢れています。
「プリンシパル」もその1つと言え、今回はこの言葉について学んでみましょう。
「プリンシパル」とは?
「プリンシパル」とは?
「プリンシパル」とは、アルファベットの綴「つづり」では“principal”となる英語の単語です。
意味は「重要な人」や「主役」または「校長」や「社長」という名詞、あるいは形容詞として「第一位の」や「主要な」です。
特殊な意味としては、バレエ用語で「主役級のダンサー」というものもありますが、日本ではむしろこの使われ方で、「プリンシパル」という言葉を認識している方も多いかもしれません。
基本的に、日本語でも英単語とほぼ同じ意味で使用されています。
「プリンシパル」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「プリンシパル」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「プリンシパル」が使用される形としては、「彼がこの新規事業においてはプリンシパルだ」と言った形です。
つまり、「重要な役回り」や「主要人物」と言った意味での使用になります。
一方、注意しなくてはならないのは「プリンシプル」と言う、極めて「プリンシパル」に似た英単語も存在しているということです。
こちらの綴は“principle”で、英単語としての綴も極めて似ている言葉ですから、間違いやすいのも当然かもしれません。
意味は「原理原則」や「信条」です。
尚、両者に共通する綴の部分である“princip”という語幹に、「主な」や「第一の」という意味が既にあり、両単語ともそこから派生しているという共通点があることも知識として覚えておくと良いでしょう。
「プリンシパル」を使った例文や文章
「プリンシパル」を使った例文や文章
それでは、他に考えられる例文を挙げてみましょう。
・『英語で校長のことをプリンシパルと言います』
・『誰がその計画のプリンシパルになるか次第で、結果にも大きく影響する』
「プリンシパル」の類語や言い替え
「プリンシパル」の類語や言い替え
「プリンシパル」の類語や類似表現としては、日本語訳の「主役」や「重要な人」で十分足りますし、現状の世間での認識度から言えば、日本語で言い替えた方がわかりやすいと言えるでしょう。
まとめ
まとめ
「プリンシパル」とは、「主役」や「重要な人物」または校長などの意味を持つ英語由来の外来語であり、綴は“principal”です。
似たような「プリンシプル」と言う英語由来の外来語がありますが、こちらの意味は「原理原則」であり、綴は“principle”であることに注意しましょう。