この記事では、「良いお返事をお待ちしております」の意味を分かりやすく説明していきます。
「良いお返事をお待ちしております」とは?意味
「良いお返事をお待ちしております」とは?意味
「良いお返事をお待ちしております」は、「相手が自分たちにとって好都合な返事をしてくれると期待していることを伝える時の丁寧な表現」という意味です。
商談がほぼまとまりかけていて、あとは相手の最終決定を待つばかりの時や、こちら側からの要望やお願いごとに対して相手が乗り気であると思われる時に使われます。
「イエス、またはOKと言ってくれることを期待している」という意味で、かなり強気な表現ですので、相手と良好な関係が築けていて、手ごたえが確実な時に使われる表現です。
神経質な相手に使うと「押しつけがましい」と思われてしまう為に、相手の性格や関係性をよく考えて使いましょう。
「良いお返事をお待ちしております」の成り立ち
「良いお返事をお待ちしております」の成り立ち
「良いお返事をお待ちしております」は「良い+お返事+を+お待ち+して+おります」で成り立っています。
「良い」は「自分達にとって有利な」という意味、「お」は相手の動作や状態を敬う接頭辞、または言葉を上品にする美化語、「返事」は「問いかけに返答すること」という意味、「を」は助詞、「お」は自分のどうさをへりくだる接頭辞、「待ち」は動詞「待つ」の連用形で「あることを期待して過ごす」という意味、「して」は動詞するの連用形「し」に助詞「て」が付いた連語、「おります」は「いる」の謙譲語「おる」に丁寧語「ます」が付いた言葉です。
尊敬語と謙譲語、丁寧語が含まれていますので、目上の人や取引先の人に使えます。
「良いお返事をお待ちしております」の言葉の使い方や使われ方
「良いお返事をお待ちしております」の言葉の使い方や使われ方
「良いお返事をお待ちしております」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
『ごゆっくり検討ください、良いお返事をお待ちしております』
『ごゆっくり検討ください、良いお返事をお待ちしております』
商談で相手がかなり乗り気であることが分かったので、あまり相手をあおらず、後は社内で結論を出して連絡してくださいと余裕を見せる時に使われます。
『ご不明な点はいつでもご連絡ください、良いお返事をお待ちしております』
『ご不明な点はいつでもご連絡ください、良いお返事をお待ちしております』
相手にひと通り説明して、ほぼ決まりかけたことを確認して、一度引く時に使われます。
「良いお返事をお待ちしております」の類語や言いかえ
「良いお返事をお待ちしております」の類語や言いかえ
「良いお返事をお待ちしております」の類語や言いかえは以下の通りです。
「前向きにご検討いただければ幸いです」
「前向きにご検討いただければ幸いです」
こちらはまだ相手の態度がはっきりとしない時に、「是非前向きに考えてください」という意味で使われます。
「良いお返事をいただけることを願っております」
「良いお返事をいただけることを願っております」
こちらも「良い返事をもらいたいと思う」という意味で、少しやわらかい意味になります。
まとめ
まとめ
今回は「良いお返事をお待ちしております」について紹介しました。
「良いお返事をお待ちしております」は、「相手に手ごたえがあることが分かり、強気に返事を待つことを伝える表現」と覚えておきましょう。
