自分のいる部屋が「手狭になった」と感じることは、誰でもあることです。
しかし手狭の意味をきちんと知っていないと、誤用に繋がってしまう表現でもあります。
手狭の意味や、このフレーズの使い方を確かめてみてください。
「手狭になった」とは?
「手狭になった」とは?
生活や仕事のための室内の空間が、何らかの理由で以前に比べて狭くなってしまったことを表します。
「手狭になった」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「手狭になった」の使い方や使われ方、使うときの注意点
いつも過ごす部屋にだんだんと物が多くなり、以前よりも狭いと感じることがあります。
仕事場に人が増えて、狭く感じる場合もあるものです。
そのような状態について「手狭になった」と言い表すことができます。
これによって狭いから問題がある、不快であるなどの気持ちを表すことができるでしょう。
言葉に用いる場合、「物が増えて」のように何があって手狭になったのかや、手狭になったからどうするかなどを併せることができます。
注意点は「手狭」という意味にあります。
手狭は基本的に、室内空間の狭さだけを表す言葉です。
したがって屋外の狭い庭や道などに対し、手狭を使うことができないことには注意してください。
またこの表現は敬語ではないので、丁寧語などの形に言い替えたほうが良い場合もあります。
「手狭になった」を使った例文や文章
「手狭になった」を使った例文や文章
・『物が増えすぎて室内が手狭になったので、何とかしたいと思います』
・『部屋が手狭になったので、そろそろ引越しを考えているところです』
「手狭になった」の類語や言い替え
「手狭になった」の類語や言い替え
「手狭になりました」は、ある部屋が狭いことについてを、丁寧に言い表している形です。
「窮屈になった」は、空間にゆとりがなくて身動きが取りづらくなったことを表します。
「狭苦しくなった」は、空間が狭くて苦しい状態に変わったことです。
「余裕がなくなった」は、必要なゆとりが感じられない状態を表します。
「ゆとりがなくなった」は、空間に余裕がないとの意味です。
「スペースがなくなった」は、空間の意味があるカタカナ語「スペース」を用いて、手狭になった状態を示します。
まとめ
まとめ
室内の空間が狭くなってしまった状態を意味するのが、「手狭になった」との表現です。
これにより問題や不快を伝えられますが、屋外の場所に対して手狭と言うと、誤用になることには注意してください。
これは「ゆとりがなくなった」など、様々な形に言い替えることもできるでしょう。