何気なく使用している言葉が、間違っている場合も。
「書類を出す」の正しい意味と使い方を見ていきましょう。
「書類を出す」とは?
「書類を出す」とは?
オフィスや学校で使われる「書類を出す」という響き。
「書類」は事務的な手続きをおこなう用紙、紙をあらわします。
1枚あるいは数枚つづりになっている紙の束で、透明なクリアファイル、あるいは茶封筒にはいっています。
「出す」は「受け付けている所に、提出する」という意味があります。
例えば履歴書であれば、応募先の企業をあらわします。
また社内文書であれば、総務部や人事部などの各部署をいいます。
「受け付けている企業や部署に、用紙を提出すること」を「書類を出す」と呼んでいます。
「書類を出す」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「書類を出す」の使い方や使われ方、使うときの注意点
会社の人に「空いた時間に書類を出してきて」と頼まれることがあります。
指示の内容によっても違いますが、社内で作成した文書をレターパックや通常郵便で、社外の企業に送ることを「書類を出す」といいます。
相手先に届くように料金を支払って、郵送の手続きを取ることが「書類を出す」です。
一方で社内文書の「書類を出す」は、郵送の手続きを取らずに「関係部署に書類を回すこと」をいいます。
交通費の清算、出張費の申請など、事務的な手続きをおこなうことを指します。
何の書類を出すかによっても、取るべき行動が変わってきます。
分からないことはその場で聞き、仕事をスムーズに進めていきましょう。
「書類を出す」を使った例文や文章
「書類を出す」を使った例文や文章
・『明日が締め日なので、交通費の書類を出すようにお願いします』
・『午後でいいので、この書類を出してきてください』
「書類を出す」の類語や言い替え
「書類を出す」の類語や言い替え
似ている表現に「書類を投函する」があります。
「投函」は「とうかん」と読みます。
郵便ポストに手紙や書類を入れることが「投函」です。
また言いかえの表現に「手続きをおこなう」や「レターパックを送る」や「郵便局で、速達で送る」があります。
覚えておきましょう。
まとめ
まとめ
「書類を出す」を解説しました。
正しい使い方と用例を学んで、語彙力のスキルを上げていきましょう。
きっと日々が明るく変わります。