「足元にも及びません」とは？使い方や言い換えや用例など徹底解釈

この記事では、「足元にも及びません」について詳しく紹介します。

「足元にも及びません」とは?

比べものにならないほど相手が優れているということを丁寧に表現しています。

「足元に及ばない」というのは慣用句で、力の差が大きく比較する対象にならない様子を表しています。

力がまるで及ばないといった意味になります。

足元に近づけないという意味から、相手が優れていてかなわないといった意味になりました。

「足元にも及びません」の使い方や使われ方、使うときの注意点

「足元にも及びません」は、相手を褒める時や自分が褒められて謙遜する場合などに用いられます。

相手の方が格段に優れているという意味なので、自分の方がはっきり実力が上と分かっている場合には使用しません。

自分の方が能力が高いのに「足元にも及びません」といってしまうと、嫌味になってしまいます。

また、「足元にも及びません」は他人同士を比較する際などに用いられることもあります。

その場合、「AさんはBさんの足元にも及びません」といった使い方になります。

「足元にも及びません」を使った例文や文章

・『お褒めいただき恐縮ですが、私は先生の足元にも及びません』
・『山下さんなんて田中さんの足元にも及びませんよ』

「足元にも及びません」の類語や言い替え

「足元にも及びません」には、「かないません」や「遠く及びません」などの言い替え語があります。

「かないません」は、対等の力がなく対抗できないということを丁寧に表現しています。

相手の方が優れていることを表しているので、「足元にも及びません」に言い替えることができます。

「遠く及びません」は、はるかに隔たっている様子を表しています。

「遠く」は「及びません」を強調しているのです。

「足元にも及びません」と意味に大きな違いはありません。

まとめ

「足元にも及びません」は、相手の方が優れていることを表しています。

「かないません」や「遠く及びません」等の言い替え語があります。