「促進を進める」とは？使い方や言い換えや用例など徹底解釈

仕事を上手くやることに関する表現には「促進を進める」があります。

しかしこの表現は見て分かる通り、多少問題を含んでいるものです。

どの辺が問題なのか、どう使っていくべきかなどについて考えてみましょう。

「促進を進める」とは?

物事が上手くはかどっていくように周囲に促す行動を進めることについて、積極的にやることを表します。

「促進を進める」の使い方や使われ方、使うときの注意点

イベントや販売などの各種業務では、物事が上手くはかどるように周囲に促す行動を、積極的にやっていくことが大切です。

そのような時に、「促進を進める」を使うことができるでしょう。

これによって前向きに取り組んでいくことを、アピールすることができます。

用いる場合には、「イベント参加の」などのように、何についての促進をしていくかを含めることが必要です。

ただし「促進を進める」は「進」が重複した二重表現であり、「促すことを進めることを進める」と解釈されてしまうかも知れません。

相手側に違和感を感じられてしまうので、適切な形に言い替えたほうが無難であると言えます。

「促進を進める」を使った例文や文章

・『悪天候の影響で売れ行きが悪くなっているので、販売の促進を進める必要がありそうです』
・『もっとイベント参加の促進を進めるように、お願いしているところです』

「促進を進める」の類語や言い替え

「促進をする」は、物事がもっとはかどるよう、周囲に促す行動をするとの意味です。

「促進をしていく」は、物事が上手くはかどるように促す行動を、やっていくことを表します。

「促進を後押しする」は、物事がはかどるように促す行動を、後方から押して助けていくことです。

「促していく」は、物事がはかどるような行動をすることを表します。

「促すよう進める」は、促進と全く同じ意味となる表現です。

「推し進める」は、物事をはかどらせていくことを表します。

「推進していく」は、物事をはかどらせるように行っていくことです。

まとめ

何かのことが上手くはかどるよう、促す行動を進めていくことを表すのが、「促進を進める」との表現です。

しかし二重表現であるので、相手に対して違和感を与えてしまうでしょう。

そのために適切な表現に言い替えましょう。

その際には「促進を後押しする」など、良い形を選び取ってみてください。