「淡々と進める」とは?使い方や言い換えや用例など徹底解釈

ここでは「淡々と進める」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「淡々と進める」とは?

「淡々と進める」とは?

「淡々と進める」は、特に感情を込めず、冷静に進めるという意味になります。

「彼は仕事を淡々と進めるタイプだ」と使った場合、その彼は冷静に仕事を進めるタイプの人だと言っており、「早く終わらせるためには、淡々と進めるに限る」とすれば、感情を込めることなく冷静に進めれば、早く終わらせられると言っています。

余計なことは考えずにそれだけを行うという解釈になると考えると分かりやすく、少し語尾を変えて「淡々と進めないといけない」「ここは淡々と進めよう」などといった用い方をする場合も多いです。

「淡々と進める」の使い方や使われ方、使うときの注意点

「淡々と進める」の使い方や使われ方、使うときの注意点

この「淡々と進める」は、何かに対してそのような進め方をすると使う表現ですが、どのように用いるかは使い方次第です。

例えば、「彼は特に文句を言わず、何事も淡々と進めるのはいいが、あまり周りとコミュニケーションはとらないタイプだ」とした時には、あまりいい意味では使っていませんが、「あの人は何事も淡々と進めるタイプなので任せられる」と用いた時には、悪い意味にはなっていないと分かるという具合です。

口語、文章は問わない表現なので、そのどちらでも用いられています。

「淡々と進める」を使った例文

「淡々と進める」を使った例文

・『この仕事は単純作業になるので、淡々と進めるのが一番だ』
・『今更文句を言っても始まらないので、淡々と進めるだけだ』

「淡々と進める」の類語や言い替え

「淡々と進める」の類語や言い替え

・『坦々と進める』
こちらも「たんたんと〜」と発音し、似た使い方ができる表現ですが、「淡々と〜」が感情を込めずに冷静に、という意味になるのに対し、こちらはよくも悪くもなく平凡に、といった解釈で用いられています。

つまり、「彼は何事も坦々と進めるので、大きな失敗をすることはなさそうだ」などと使われており、このように、突出してよくもないが、そこまで悪くもない進め方だと用います。

まとめ

まとめ

「淡々と進める」は、余計なことは考えず、冷静に何かを進めるという解釈で用いられます。

それがいいことなのかそうではないのか、または単にそういう様を表現しているだけなのかは使い方次第になり、同音の「坦々と〜」とは少し意味が違うので注意してください。

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