「才色兼備」とは?使い方や言い換えや用例など徹底解釈

人それぞれ褒め方があるように、褒める表現も様々存在しています。

今回の「才色兼備」もその一例と言え、これより解説いたします。

「才色兼備」とは?

「才色兼備」とは?

多くの方がご存じかとは思いますが、「才色兼備」の読みは「さいしょくけんび」です。

ただ、稀に「さいしきけんび」と読むこともあるようですので、覚えておいてください。

意味は、「優れた才能や知性と美貌を兼ね備えた女性」という意味です。

「色」「色気」という意味ではなく、美しい容姿という意味ですので、この点は注意が必要です。

「才色兼備」の使い方や使われ方、使うときの注意点

「才色兼備」の使い方や使われ方、使うときの注意点

才能と美貌の両方を持った女性について、それを褒めるために用いる表現ですので、「彼女は才色兼備の女子アナだ」などと用います。

男性に対しては使用しません。

しかしながら、昨今は見た目で人を評価する「ルッキズム」や女性に対する性的嫌がらせの「セクハラ」ことセクシャルハラスメントが問題となっていますので、この言葉をそのまま公で使うことは、コンプライアンス(法令遵守)や倫理面で問題とされつつあります。

あくまでプライベートでの使用を前提にする表現と認識すべきであり、同時にプライベートでの使用でも、かなり慎重な使用が望まれます。

「才色兼備」を使った例文や文章

「才色兼備」を使った例文や文章

それでは、他に考えられる使用例を挙げてみましょう。

・『才色兼備の女性が好みです』
・『新任の助教授は才色兼備だ』

まとめ

まとめ

「才色兼備」の類語としては、「秀外恵中」「しゅうがいけいちゅう」「才貌両全」「さいぼうりょうぜん」という言葉が挙げられます。

「秀外恵中」とは、外面、つまり容姿に優れ、頭の中が恵まれた、つまり頭脳明晰や知性も優れているという意味です。

一方「才貌両全」とは、才能と美貌の両方を全て持っているという意味です。

いずれも、一般的にはほとんど使用されない言葉のため、基本的には言い換え表現はしない方が無難と言えるでしょう。

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