「一身に背負う」とは?使い方や言い換えや用例など徹底解釈

普段皆さんが生活される上で、「一身に背負う」という言い回しを聞いたことがあると思います。

比較的よく耳にする言葉ではありますが、この言葉について詳しく考えたことはあるでしょうか。

この記事では、「一身に背負う」という言い回しについて、具体的に解説していきたいと思います。

「一身に背負う」とは?

「一身に背負う」とは?

「一身に背負う」とは、「大勢の人の期待や重大な責任を、ひとりで引き受ける」というニュアンスの言葉です。

「一身」という言葉には、「ひとりの体、または自分自身」という意味合いがあります。

また「背負う」という言葉には、「苦しい仕事や難しいことを引き受けて、責任を持つ」という意味合いがあります。

「一身に背負う」の使い方や使われ方、使う時の注意点

「一身に背負う」の使い方や使われ方、使う時の注意点

次に、「一身に背負う」の使い方と注意点に関して説明します。

注意点として、「一身」には「自分自身」という意味合いもありますが、「一身に背負う」という言い回しは、自分以外の人が置かれている状況を表現する時のみに使う言葉であり、自分で自分の状態のことを表現する言葉ではありません。

例えば、「私は周囲の期待を一身に背負っている」などという言い方はしないということです。

「一身に背負う」という言い回しは、「苦労している状態」を表している側面もあるため、自分で自分のことを「一身に背負う」と表現することは、自惚れであると捉えられる可能性もあるため、自分自身に対して使うことは避けた方が良いでしょう。

「一身に背負う」を使った例文や文章

「一身に背負う」を使った例文や文章

・『ドラフト1位でチームに入団した彼は、周囲の期待を一身に背負っている』
・『部長は、プロジェクトのリーダーとして責任を一身に背負っている』

「一身に背負う」の類語や言い替え

「一身に背負う」の類語や言い替え

「一身に背負う」の類語としては、「一身に引き受ける」「一身に担う」などの言い方が挙げられます。

まとめ

まとめ

これまで「一身に背負う」という言い回しについて説明してきましたが、参考になりましたでしょうか。

比較的よく耳にする言葉ではありますが、自分自身に対して使うことは避けた方が良いでしょう。

また、もし何かを一身に背負っている人が近くにいた場合は、ぜひ協力してあげてください。

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