「厳にお控えください」とは?使い方や言い換えや用例など徹底解釈

ここでは「厳にお控えください」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「厳にお控えください」とは?

「厳にお控えください」とは?

「厳にお控えください」は、それを行うのはやめて欲しいと厳しく伝えるための表現になります。

例えば、「公式に発表する前に個人的に誰かに話すようなことは厳にお控えください」といったように用いられ、公式発表の前に誰かに漏らすようなことは絶対にしないようにと言っていることになります。

「お控えください」だけでも、そうとはしないように、という意味になりますが、それよりも強く、絶対にそうとはしないようにと伝えたい場合に使われており、それを丁寧にした表現となっています。

「厳にお控えください」の使い方や使われ方、使うときの注意点

「厳にお控えください」の使い方や使われ方、使うときの注意点

この「厳にお控えください」は、厳しくそうとはしないようにという意味で用いられています。

そのため、先の例のように、それをされてしまうと大変なことになってしまう、またはとても危険だといった内容が対象になると考えてよく、「とても危険ですので、柵の外に出るのは厳にお控えください」などといった注意書きでも見ることがあります。

「厳にお控えくださいますようお願い申し上げます」というもっと丁寧な形にして使うこともでき、口語には向かないため、いずれも文章で用いられています。

「厳にお控えください」を使った例文

「厳にお控えください」を使った例文

・『展示物にお手を触れることは厳にお控えください』
・『控え室への関係者以外の立ち入りは厳にお控えください』

「厳にお控えください」の類語や言い替え

「厳にお控えください」の類語や言い替え

・『厳禁です』
この「厳禁」という表現も、厳重に禁止するという意味で使われています。

それを縮めた形で、「厳禁とさせていただきます」とすると丁寧になるため、そちらでもよく見聞きします。

これらの表現は口語でも用いることができるので、「厳にお控えください」と同じく、厳しくそうはしてもらいたくないと口頭で伝えたい時に使われています。

まとめ

まとめ

「厳にお控えください」は、そうとは絶対にしないようにという意味で使います。

「厳に」をとった「お控えください」とする場合より強くそう伝えたい場合に用いられており、類語として挙げた「厳禁です」としても同様の意味になり、そちらは口語で使う場合に多く見られる表現です。

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