「この間」の敬語表現とは?使い方や使用例など徹底解釈

学生気分で言葉を使っていると「幼い人」というレッテルを貼られてしまうことがあります。

「この間」の大人びたフレーズをチェックしていきましょう。

「この間」の敬語での表現

「この間」の敬語での表現

以前のお礼を伝えたい時の「この間」

「この間はありがとうございました」は適切に聞こえますが、目上の方を目の前にすると落ちつかない気分になるものです。

「この間」のビジネスパーソンらしい言い方は「先日」「先般」です。

いずれも過去をあらわす言い方です。

「先」という漢字に「昔に起きたこと」という意味があるからです。

どちらも近い過去をあらわしているので、記憶が定かではない遠い過去をあらわす時には使いにくい表現です。

言葉の微妙なニュアンスを学んでおきましょう。

「この間」を敬語で言い換えた場合の使用例

「この間」を敬語で言い換えた場合の使用例

例えば「この間はありがとうございました」と言いたい時は「先日は大変お世話になりました。おかげ様でプロジェクトも順調に進みました」と言い直します。

「この間」「先日は」に整えるだけで、ぐっと大人びた言い方に聞こえるでしょう。

また助けてもらった結果、どのようないいことがあったか具体的なエピソードを加えると、より気持ちが伝わる文になります。

また「先般」「先般のミーティングで決まった事柄を、お伝えいたします」と用います。

「先般はお打ち合わせの時間をつくっていただき、ありがとうございました」とお礼を伝えたい時にも活用できます。

相手と自分が知っている、共通事項の話題をしたい時に取り入れていきましょう。

「この間」を敬語で言い換えた場合の使い方

「この間」を敬語で言い換えた場合の使い方

「この間」を落ちついた言い方に直した「先日は」「先般は」は知っておくと便利なフレーズです。

「先日は」は会話文でもビジネスメールでも使いやすい言い方です。

一方で「先日は」に比べるとかしこまった印象なのが「先般」です。

「せんぱん」と読むので、誤読しないよう注意しておきましょう。

まとめ

まとめ

「この間」のビジネスマンらしい表現を学びました。

語彙力の筋トレをしておくと、どのような場に行っても大活躍できます。

できる社会人を目指して、精進していきましょう。

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