人の態度や姿勢について表すフレーズは多く存在しています。
今回の「何事にも臆することなく」というフレーズもその一例であり、これより解説していきます。
「何事にも臆することなく」とは?
「何事にも臆することなく」とは?
「何事」は「なにごと」と読み、意味は「どんなこと」や「何ということ」です。
そして、「何事にも」という形になると、「どんなことであっても」や「何に対しても」という意味になります。
一方「臆する」は「おくする」と読み、「怖気づく」「おじけづく」や「ためらう」という意味があります。
今回は、「臆することなく」ですので、「怖気づくことなく」や「ためらうことなく」という意味での使用です。
以上のことから、今回のフレーズは「どんなことに対しても怖気づくような態度を見せず」という内容になります。
「何事にも臆することなく」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「何事にも臆することなく」の使い方や使われ方、使うときの注意点
人が常に堂々とした態度で物事に対応する様を伝えるのに、このフレーズは使われます。
例えば、仕事におけるどんな危機的状況でも、恐怖心に打ち勝ち冷静に対応する人に対し、「あの人は、何事にも臆することなく、ピンチを切り抜ける能力がある」などと用います。
ポイントとしては「常に何に対しても」、「堂々と」または「恐れず」という様子に対して用いるフレーズだということです。
「何事にも臆することなく」を使った例文や文章
「何事にも臆することなく」を使った例文や文章
それでは、他に考えられる使用例を挙げてみましょう。
・『彼の何事にも臆することなく行動する姿勢は見習うべきだ』
・『何事にも臆することなく生きたい』
「何事にも臆することなく」の言い換え表現
「何事にも臆することなく」の言い換え表現
「何事にも」は、「どんなことでも」や「どのような場面でも」または「あらゆることに対して」と言った表現で代用可能です。
一方、「臆することなく」については、既出の「堂々と(して)」や「恐れず」の他、「気後れせずに」「きおくれせずに」が言い換えとして挙げられます。
よって、「どのような場面でも堂々として」や「あらゆることに対して気後れせずに」などが言い換えの候補となります。
まとめ
まとめ
「何事にも臆することなく」とは、「どんなことに対しても、恐れずに対応する様」を表現するためのフレーズです。