「13連勤電鉄」とは？意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「13連勤電鉄」【じゅうさんれんきんでんてつ】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「13連勤電鉄」とは?意味

京浜急行電鉄という意味があるのが「13連勤電鉄」であり、鉄道ファンの間では認知されているスラング用語です。

13連勤とも呼ばれる鉄道ファンの間で使われているこの言葉は、SNSにツイートされたことがきっかけで多くの人の目に触れることになりました。

その後、京浜急行で働いていた元社員が雑誌のインタビューで13連勤という驚きのシフトによって働かされている連続勤務の実態が明らかにされたのです。

このままのシフトでは働く社員の身が持たないは、会社としての信用も疑われかねない大問題へと発展するのではないかという記事が当時話題となったのです。

「13連勤電鉄」の概要

2018年に投稿された「13連勤電鉄」がツイートされ、言葉の意味は何なのか人々が目を向けた後、“Mynews Japan”(マイニュースジャパン)に京浜急行電鉄について取り上げられたことで昭和の会社のような体制のままで社員を働かせているところに退職者続出で欠員続きのため過労死の心配があると取り上げられました。

その実態が本当なのか元社員にインタビューしたところ、「13連勤電鉄」は本当のことだったのです。

退職者が出ても補充されず、運転、車掌も含めて18人で回しているのですが、残業が月40時間以上もあるうえに全員が一丸となってやらなければシフトに穴が空くと言うのです。

このことで休みは月に4日しかないため私生活を犠牲にして、仕事だけに生きる日々を送るわけです。

「13連勤電鉄」の言葉の使い方や使われ方

社員のことをまったく考えないブラック企業のシフトを「13連勤電鉄」と言い、揶揄するときに使います。

“Twitter”(ツイッター)では「♯13連勤電鉄」とハッシュタグを一番前に付けて投稿して撤廃について考えていい方向に向かうよう討論するわけです。

重労働であるのに、あまりの低賃金であるところから「ひどい13連勤電鉄の実態」と京浜急行電鉄から多くの人の心が離れていきました。

大量退職を募って社員を辞めさせた結果、人手が不足していたため残された社員に多くの残業をやらせて休日も有給休暇も与えずに働かせる「ブラック企業の13連勤電鉄」になっていきます。

「13連勤電鉄の社員の手取りは14万円」と頑張って働いたのに、男性社員の給料の低さに世間は驚かされるのです。

「13連勤電鉄」を使った例文(使用例)

・『退職者続出の13連勤電鉄は、経営状態がますます危ぶまれる』
・『13連勤電鉄の社員は、休日も会社に出勤しないと生活ができない状態である』
・『13連勤電鉄の社員は痴情がもつれたことで、手取りが10万円にまで下がってしまった』
経営状態が危なくなり、残った社員は休日も仕事するはめになってしまいました。

有給休暇さえとれず、残業も多いことから人と遊べないとデートすることさえできない日々に疲れも溜まる一方なのです。

痴情によって給料がさらに下がり、手取りが減って生活さえできずに困る社員もいます。

まとめ

京浜急行電鉄の過酷な勤務形態を「13連勤電鉄」と言い、いかに大変な仕事かを表します。

多くの鉄道ファンに衝撃を与えた会社の実態が明らかになりましたが、いい方向へと向かい、働く社員が楽しく仕事ができるよう形態を見直す誠実な社会になるといいでしょう。