この記事では「していました」について解説をします。
「していました」の敬語での表現
「していました」の敬語での表現
敬語にすると「行っておりました」です。
この部分は「し」のままでもよいですが、「行っ」とすることもできます。
「し」は「する」のことで、動作や行為を行うという意味があります。
「行う」は物事をするという意味です。
「ていました」は丁寧な表現にすると「ておりました」となります。
「いる」を丁寧にすると「おる」です。
「していました」を敬語で言い換えた場合の使用例
「していました」を敬語で言い換えた場合の使用例
『以前は営業を行っておりました』
「していました」を敬語で言い換えた場合の使い方
「していました」を敬語で言い換えた場合の使い方
この言葉は自己紹介をするときに使うことがあります。
自分はこれまで何をしていたのか知ってもらうために用いるのです。
就職の面接の場面で説明をします。
面接の際には、必ず自己紹介があります。
その自己紹介の中で、就職希望の企業と関連のある経験を伝えると、アピールポイントとなります。
介護関係の仕事に就きたいと思っていて、この人は介護施設でボランティアをしていた経験があるとします。
そういった経験があるなら「介護施設でボランティアを行っておりました」とアピールできます。
また、先ほどまで何をしていたのか説明する場面でも使われます。
AさんがBさんのことを探していました。
用事があるのですが、Bさんがどこにいるのかわかりません。
そこへBさんがやってきました。
AさんはBさんを必死になって探していたので、これまで何をやっていたのか気になり、「何をしていたのですか」と尋ねました。
それに対して先ほどまでしていた事柄を説明するために、このような言葉を使います。
自分が行っていたことを説明するときに使うのが主で、他人のことを説明する際に使うことはあまりありません。
他人がしていたことを説明するときは、「行っていたようです」といった表現がされます。
まとめ
まとめ
敬語にすると「行っておりました」です。
何をしていたのか説明をする際に使われます。
自分がしていた事柄を説明する場面はたびたびあるでしょう。
そのときに敬意を込めた表現を使って説明をしてみてください。
