「悩ませてしまって」の敬語表現とは？使い方や使用例など徹底解釈

いつも使っている言葉を、大人っぽい言い回しに変換したいことがあります。

「悩ませてしまって」の上品な言い方、謙遜した表現を見ていきましょう。

「悩ませてしまって」の敬語での表現

この場合の「悩ませてしまって」とは、相手の時間を奪ってしまったことをお詫びする言い方です。

すぐに答えを出すのが難しい質問や要望を、相手に投げてしまった時に使われています。

「悩ませてしまって」の丁寧な表現は「ご迷惑をおかけし」や「お手間を取らせてしまい」あるいは「お時間をいただき」にあたります。

いずれもこちらの非礼をお詫びする言い方になっています。

「申し訳ございません」と言葉を補って、丁寧に用いていきましょう。

「悩ませてしまって」を敬語で言い換えた場合の使用例

手間のかかる仕事を頼んでしまった時は「この度はありがとうございました。

お手間を取らせてしまい、誠に申し訳ございません」とお詫びします。

手間を取らせるとは、複雑な業務をお願いした時に用いるひと言です。

このほか多大な迷惑をかけてしまった相手には「ご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません」とお伝えします。

また説明や打ち合わせが長引いてしまった場合は「本日はお時間いただき、ありがとうございました」と頭を下げておきます。

「悩ませてしまい、ごめんなさい」に比べると、落ちついた対応が取れるでしょう。

「悩ませてしまって」の尊敬語

目上の方に「悩ませてしまって」と言いたい時は「多大なるご迷惑をおかけしたこと、心よりお詫び申し上げます」を用いていきます。

「悩ませてしまって」の謙遜語

控えめにこちらの不手際をお詫びする時は「答えにくい質問をしてしまい、大変失礼いたしました」や「浅はかなことをお伺いして、ひどく反省しております。

誠に申し訳ございません」とお伝えします。

心をこめて用いてみましょう。

まとめ

「悩ませてしまって」の上品な言い方について解説しました。

何気なく使っている言葉に、誠実な言い方を付け加えていくと、思いやりのあるひと言に変わります。

明るいコミュニケーションに役立ててください。