これ以上周囲の方に気遣いをして欲しくないことがあります。
「気を使わないでください」の丁寧な敬語と尊敬語、謙譲語について学んでいきましょう。
社会人の生活に役立ててください。
「気を使わないでください」の敬語での表現
「気を使わないでください」の敬語での表現
チヤホヤされるのは有難いものですが、時にはありがた迷惑になるものです。
周囲の配慮を断りたい時に使われているのが「気を使わないでください」です。
ただこの言い方には冷たい雰囲気も含まれているので、人間関係に亀裂が生まれてしまうことも。
「気を使わないでください」を丁寧な敬語に直すと「お気になさらないでください」や「どうぞお気遣いなく」があります。
どちらも上品な雰囲気の言葉になっているので、穏便にお断りできます。
適切に用いていきましょう。
「気を使わないでください」を敬語で言い換えた場合の使用例
「気を使わないでください」を敬語で言い換えた場合の使用例
例えば明日のイベントに際して、取引先の方から「雨天のようなので、よろしければお車で迎えに行きます」と連絡がはいったと仮定します。
このような時に「気を使わないでください」と言うと、角が立ってしまいます。
代わりに「ありがとうございます。
こちらは構いませんので、どうぞお気遣いなくお願いいたします」とお答えすると感じの良い返答になります。
「ありがとうございます」などお礼の言葉を添えると、感謝しながら断る前向きな言い方になります。
覚えておきましょう。
「気を使わないでください」の尊敬語
「気を使わないでください」の尊敬語
さらに丁寧な敬語にしたい場合は「お気になさる」という言い方を用いて「お気になさらないでください」を使います。
「優しいお心配り、ありがとうございます。
どうかお気になさらないでください」と用います。
「気を使わないでください」の謙遜語
「気を使わないでください」の謙遜語
自分の行動をお伝えする時は「気兼ねなくやらせていただきます」を用います。
気を使わないという意思を、社会人らしくお伝えできるでしょう。
まとめ
まとめ
「気を使わないでください」の丁寧な敬語と、その他の表現について解説しました。
色々な言葉を知っていると、敬語の引き出しが増えていきます。
明日の業務に活かしてください。