「わかりました」とお伝えしたい時の敬語に、悩むことがあります。
「理解できました」のさらに上品な敬語を学んでいきましょう。
語彙力の向上に役立ててください。
「理解できました」の敬語での表現
「理解できました」の敬語での表現
先輩にソフトの扱い方を教えてもらった時に「理解できました」と答えてしまうことがあります。
もちろんこの表現は間違いではありませんが、相手が社長など偉い方だと、妙に不安になってしまうものです。
「理解できました」のさらに大人びた表現は「承知いたしました」や「かしこまりました」にあたります。
どちらも目上の方や上司に用いても失礼のない、フォーマルな日本語です。
「ありがとうございます」と相手に対するお礼を加えて、明るく用いていきましょう。
「理解できました」を敬語で言い換えた場合の使用例
「理解できました」を敬語で言い換えた場合の使用例
事情がわかった時の表現が「承知いたしました」や「かしこまりました」にあたります。
どちらも恭しい言い方なので、相手の提案を受ける時も使えます。
例えばこちらが質問して、その返答文が返ってきた時にビジネスメールで「ご連絡ありがとうございます。
承知いたしました」と使います。
また取引先から「来月までに、新商品を10箱納品してもらえますか」と依頼がきた時に「ご注文ありがとうございます。
かしこまりました」とお答えできます。
万能なフレーズなので覚えておきましょう。
「理解できました」を敬語で言い換えた場合の使い方
「理解できました」を敬語で言い換えた場合の使い方
「理解できました」に比べると「承知いたしました」あるいは「かしこまりました」はどのような方にも使える、オフィシャルな敬語です。
一方で似ている「了解しました」や「了解いたしました」は要注意のフレーズ。
「了解」は自分と同じ、あるいは自分より下の立場の方に使う表現になります。
くだけた雰囲気が出てしまうので、取引先の方にはワンランク上の「承知」を用いていきましょう。
まとめ
まとめ
「理解できました」について解説しました。
基本を踏まえて、応用の敬語もできるようになると「できる社会人」の仲間入りを果たせます。
語彙力を上げてスキルアップしていきましょう。