「その上で」の敬語表現とは?
使い方や使用例などについて、徹底解説していきます。
「その上で」の敬語での表現
「その上で」の敬語での表現
これは、何かを実施してから何か実施する際に使用される言葉です。
たとえば、「その上で実施します」と使用できます。
この場合には、前段で述べた内容を実施してから、それが前提となって別な行為を実施する様子を表現できます。
つまり、「その上で」は、何らかの行為が前提になっている様子を表現しているのです。
なお、これを敬語にする場合には、少し工夫が必要になります。
たとえば、「そのようにしましてから」のように言い換えると、同じような意味を持つ丁寧語の表現にできるのです。
「その上で」を敬語で言い換えた場合の使用例
「その上で」を敬語で言い換えた場合の使用例
たとえば、ある塗り薬について、使い方を説明していたとします。
そして、薬を塗る前には消毒が必要であることを、説明し終えたところだったのです。
このような場合に、「そのようにしましてから、患部に薬を塗り込んでください」と言うとよいでしょう。
これにより、「その上で」という内容を、丁寧な言葉で表現できるのです。
このように、敬語を用いることで、少し印象が変化します。
状況により、適切な敬語を選ぶとよいでしょう。
「その上で」を敬語で言い換えた場合の使い方
「その上で」を敬語で言い換えた場合の使い方
この言葉を敬語にする時には、いくつかの方法が考えられます。
まず、「そのようにしましてから」と言い換える方法があります。
この場合は、丁寧語を用いた敬語表現になるのです。
これを、「そのようにいたしましてから」にすると謙譲語になります。
さらに、「そのようになさいましてから」にすると尊敬語にできるのです。
このように、敬語の使い方によって、色々な表現を作り出せると分かります。
状況に応じて、適した言葉を選ぶようにしましょう。
まとめ
まとめ
このように、何かを実施してから何か実施する際に、この言葉を使用できます。
そして、敬語を使うことにより、同等の内容であっても、色々な表現が可能になるのです。
実際の状況により、上手に使い分けるとよいでしょう。