失礼のない日本語を知っていると、転職時の大きな武器になります。
「フォローする」の前向きな言葉、尊敬語や謙譲語を学んでいきましょう。
「フォローする」の敬語での表現
「フォローする」の敬語での表現
SNSでもよく用いられる「フォローする」。
ビジネスの現場では、支援する、助ける、補うという意味で使われています。
主役である人のサポート役になることを表現しています。
そのため「フォローする」の敬語らしい言い方は「お力添え」「ご尽力」「お手伝い」にあたります。
自分がフォローする側に回る時は「少しでもお役に立てるよう、お手伝いさせていただきます」と用います。
「フォローする」を敬語で言い換えた場合の使用例
「フォローする」を敬語で言い換えた場合の使用例
ネットで気軽に使っている「フォロー」ですが、そのまま職場に持ち込むのは少々危険です。
例えば後輩に困っていることがないか、尋ねる場面では「何かお困りのことはありませんか」や「お手伝いできることは、ありますか」と尋ねます。
相手が目上の方であれば「微力ながら、お手伝いさせていただきます」と申し出ます。
「フォローする」の尊敬語
「フォローする」の尊敬語
フォローするのが、上司や取引先の方であれば「ご尽力いただき」あるいは「お力添えいただき」を取り入れていきます。
いずれもフォローしてくれたことに、お礼を述べる言い方です。
例として「この度はご尽力いただき、厚くお礼申し上げます」や「お力添えのおかげで、大成功を収めました」があります。
いずれもビジネス風の言い方になっています。
「フォローする」の謙遜語
「フォローする」の謙遜語
フォローするのが自分の場合は、謙譲語を選んでいきます。
自分の行動を声高に述べると、自慢しているように聞こえるもの。
そのため「お役に立つ」という、謙遜した言い方を取り入れていきます。
「お役に立てるよう、努めてまいります」や「お役に立てて、光栄です」と用います。
このほか「お力になる」を用いて「お力になれるよう、精進いたします」も使いやすいです。
まとめ
まとめ
「フォローする」のビジネス風の表現を解説しました。
ネット用語を社会人風の言葉に直していくと、どこの職場に行ってもスターになれます。
できる人を目指しましょう。