「受講する」は「講習や講義などを受けること」を意味するフレーズですが、場面に応じて敬語で表現することが必要です。
この記事では、「受講する」における敬語表現について解説していきます。
「受講する」の敬語での表現や使い方
「受講する」の敬語での表現や使い方
「受講する」の敬語での表現は「受講します」になります。
「受講する」の「する」を丁寧語である「します」に変えた表現で、「受講する」を丁寧に言い表したい際に使用できます。
また、「する」の謙譲語にあたる「いたします」を使った「受講いたします」という表現を用いることも可能です。
謙譲語は話し手がへりくだることで相手に対する敬意を表す敬語に該当し、「します」よりもなお丁寧な表現になります。
「受講する」を敬語で言い換えた場合の使用例
「受講する」を敬語で言い換えた場合の使用例
丁寧語の「します」を使った「受講します」は、相手や状況などに関係なく様々な場面で使用できる敬語表現です。
一方、謙譲語の「いたします」を用いた「受講いたします」はさらに丁寧な表現になるため、ビジネスやフォーマルなシーンで用いるのが一般的です。
・『古代史の講座を受講します』
・『資格取得に役立つ講座を受講します』
・『〇〇講師によるビジネスセミナーを受講いたします』
・『来週明けにコンプライアンス研修を受講いたします』
「受講する」の英語での言い換え
「受講する」の英語での言い換え
「受講する」を英語で言い換える際には、“take 〜”といった表現が用いられます。
例えば、「月曜日に講義を受講する」は“I will take the lecture on Monday”のように表現し、「ビジネス講座を受講したい」は“I want to take the business course”のように表現します。
また、「研修を受講する」ことを伝えたい場合は、“take a training”というフレーズを使って“I have to take the new employee training for one month”(一か月間の新入社員研修を受けなければならない)のように言い表すことも可能です。
まとめ
まとめ
「受講する」の敬語表現は「受講します」や「受講いたします」になります。
双方の敬語の種類や印象が異なるため、状況や相手に応じて使い分けることがポイントです。
ぜひ参考にして敬語での表現を学び、様々なシーンで役立ててください。