この記事では、「オールスクエア」の意味を分かりやすく説明していきます。
ゴルフの専門知識を、短時間で身に付けていきましょう。
「オールスクエア」とは?意味
「オールスクエア」とは?意味
「オールスクエア」とは引き分けのこと。
勝敗を競っている試合で、あいこになる状態です。
勝者が決まらないまま、試合が終わることを伝えています。
両者とも譲らない、ドローの試合になります。
もともと「オールスクエア」は「オール」と「スクエア」という英語から来ている言葉です。
英語の「オール・スクエア」には「正方形」という意味があります。
また「ほとんど同じ」という訳があります。
そこからオールスクエアが「同点・イーブン」を意味するようになりました。
ゴルフでオールスクエアが発生するのは、トーナメント方式の試合です。
グランプリを決定するためのマッチプレー中に、オールスクエアが生まれます。
勝ちか負けかは、それぞれのホールの勝敗数で決めます。
このとき「勝ったホールの数」が等しくなることをオールスクエアと呼んでいます。
「オールスクエア」の概要
「オールスクエア」の概要
トーナメント方式でオールスクエアになった場合には、ルールに従って次のステップを選んでいきます。
最終ホールまで回ったあと、オールスクエアだった場合には「プレーオフ」といわれる延長戦に入っていきます。
ハイレベルなプロの争いでもよく見られる形式で、決着がつくまでおこなう「サドンデス形式」でプレイを進めていきます。
またラウンド数の多い試合を戦っているとき、オールスクエアになる場合もあります。
このケースでは「相手が逆転できない」と確定した時点で、もう一方の勝ちが決まります。
オールスクエアになった後の勝敗の決め方は、その試合によっても異なってきます。
臨機応変に対応してみましょう。
「オールスクエア」の言葉の使い方や使われ方
「オールスクエア」の言葉の使い方や使われ方
「オールスクエア」はこのように使います。
・『当初は相手にリードを許したものの、中盤でオールスクエアに追いついた』
・『最終18番で何とかオールスクエアに持っていき、ホールアウトした』
・『会社の同期とマッチプレー戦。最終3ホールでオールスクエアだった』
「オールスクエア」はプロとアマの、マッチプレー戦で使われる言葉です。
ちなみに「ホールアウト」とはすべてのホールを回って、ゴルフの試合が終わることです。
「オールスクエア」の関連語
「オールスクエア」の関連語
「オールスクエア」はこのような言葉に置きかえできます。
・引き分け
・ハーフ
・イーブン
引き分けという訳がある「イーブン」は「イーブンに戻す」や「イーブン15位タイ」と使います。
まとめ
まとめ
ゴルフ用語の「オールスクエア」の意味と使い方をレッスンしました。
「オールスクエア」には「同点の」という英語から生まれた言葉です。
引き分けやイーブンと同じように使えます。
1対1で争うマッチプレーで使用されることが多く、勝ち負けの決着がつかないときは延長戦にもつれこみます。
実況中継でよく耳にする言葉なので、覚えておくと楽しいです。