「ピッチングウェッジ」とは?意味や特徴や概要、言葉の使い方など分かりやすく解釈(ゴルフ用語)

ゴルフクラブの中でも強い個性を持つクラブが「ピッチングウェッジ」です。

フルセットには必ず入っているクラブですが具体的にはどのような特徴があるのでしょうか。

今回は、「ピッチングウェッジ」の特徴や使い方について解説します。

「ピッチングウェッジ」とは?意味

「ピッチングウェッジ」とは?意味

「ピッチングウェッジ」とは、「短い距離でボールを高く上げたいときに使うゴルフクラブ」です。

「ピッチングウェッジ」の概要

「ピッチングウェッジ」の概要

ゴルフのラウンドには合計14本までのクラブの持ち込みが認められています。

飛距離の出るドライバーや安定性の高いアイアンなどさまざまなクラブの中からプレーに必要なものを取捨選択してオリジナルのクラブセットを組むことからゴルフはスタートします。

ゴルフクラブのうち短い距離を打つためのクラブを「ウェッジ」と呼びます。

「ウェッジ」の仲でもボールを高く撃ち上げることに特化したクラブが「ピッチングウェッジ」です。

「ピッチングウェッジ」はバンカー用のサンドウェッジとパット用のパターを除いた全てのクラブの仲で最も飛距離が抑えられたクラブです。

一般的にはグリーンへのアプローチやラフや林からのリカバリーショットなど飛距離を出したくないときに用いられるほか、障害物超えや丘超えなど打球を高く打ち上げたいときに用いられます。

「ピッチングウェッジ」は飛距離を出したくないときに選ばれるクラブです。

ラウンド中にフルスイングするケースはほとんどなく、多くはコントロール重視の力を抑えたショットで使われます。

「ピッチングウェッジ」が使われるのはグリーンそばからのアプローチという場面がほとんどです。

距離を稼ぐことではなくピンまでの残り距離に合わせることが重要視されるクラブなので完璧に使いこなすには高い技術が要求されます。

ロフト角は48度前後と他のクラブよりも大きく、素直にショットするだけでも打球を高く打ち上げられるように設計されています。

グリーンオンを狙うために強いスピンが必要になることから溝もしっかりと刻まれています。

グリーン上でパットする一つ前に使われるクラブなので「ピッチングウェッジ」のコントロールはパットに直接影響します。

狙った場所に止められれば難なくパットを沈められますがショートやオーバーしてしまうと2パット、3パットを招きスコアを崩す要因になってしまう非常に重要なクラブです。

「ピッチングウェッジ」の言葉の使い方や使われ方

「ピッチングウェッジ」の言葉の使い方や使われ方

・『ピッチングウェッジでグリーンを狙う』
・『グリーンを狙わずピッチングウェッジで出すだけにする』
・『ピッチングウェッジでは飛距離が足りなかった』
・『フルセットにピッチングウェッジを入れないのは挑戦的な選択だ』

「ピッチングウェッジ」の関連語

「ピッチングウェッジ」の関連語

・アプローチウェッジ
「短い距離のアプローチショットに使うゴルフクラブ」です。

「ピッチングウェッジ」と非常によくにたクラブですがロフト角が浅く設定されており、低い球筋で転がるショットを打つのに向いています。

近年は「ピッチングウェッジ」ではなくこちらを使うプロゴルファーも増えています。

・サンドウェッジ
「バンカーショットに使うゴルフクラブ」です。

ゴルフクラブの中では最もロフト角が深く、バンカーでボールを打つための専用クラブです。

球を打ち上げやすく飛距離も短いことからグリーンぎりぎりからのアプローチなどで「ピッチングウェッジ」の代わりに使われることもあります。

まとめ

まとめ

「ピッチングウェッジ」「最も打ちやすいが使いこなすのが難しいクラブ」と言われています。

スコアアップをめざすなら自由自在に使いこなせるよう練習しましょう。

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