「お礼をお伝えください」とは？ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

この記事では「お礼をお伝えください」について解説をします。

「お礼をお伝えください」とは?意味

そこにいない誰かにお礼を伝えるようにという意味です。

「お礼」は感謝の気持ちを表すことをいいます。

この場合は話し手が感謝の気持ちを持っています。

「お伝え」は、伝えることを相手を敬う表現にしたものです。

「伝える」には、言葉などで知らせるという意味があります。

動詞の連用形に「お」をともなう語に、「ください」を添えた形は、相手に何かを要望・懇願する意を表します。

聞き手が伝えるという行為をするように、話し手が求めています。

「お礼をお伝えください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、聞き手からそこにいない誰かにお礼を伝えて欲しいときに使用をします。

話し手と聞き手が会話をしています。

このとき、そこにいないAさんから預かったお土産を、聞き手から話し手に渡しました。

話し手はお礼を伝えたいのですが、Aさんはそこにいません。

そこで、聞き手からAさんにお礼を伝えてもらうことにしました。

そのときに用いられます。

相手を敬う表現をしており、失礼にはなりません。

しかし、お礼はできるだけ自分で伝えることが望ましいです。

相手に会う時間がなくても、電話やメールなどですぐにお礼を伝えることはできます。

自分の言葉で自分の口から伝えた方が、相手はよろこんでくれるはずです。

「ください」という表現ですが、人によっては命令されているように受け取ってしまいます。

しかし、この場合はそうして欲しいという気持ちが強いので、「ください」と表現をしています。

他の表現には「幸いです」「~していただけますか」などがあります。

「お礼をお伝えください」を使った例文

・『○○さんにお礼をお伝えください』

「お礼をお伝えください」の返答や返信例

感謝の気持ちを伝えるようにとお願いされているので、それを受け入れることができるのか、できないのかを答えます。

お願いを聞き入れることができるときには、「わかりました」「伝えておきます」などの言葉を返します。

そして、後で必ずその人に伝えるようにしましょう。

その人に会うことができないなど、何らかの事情でお願いを聞き入れられないときには断っても構いません。

相手を拒絶している印象を与えないために、「申し訳ありませんが」など一言添えることが望ましいです。

まとめ

この言葉は、そこのいない他の人にお礼を伝えて欲しいときに使用をします。

お礼を伝えることは、人間関係を良好に保つために大切なことです。

しかし、誰かから伝えてもらうのではなく、できるだけ自分で伝えることが望ましいです。