「しくしく」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「しくしく」の意味を分かりやすく説明していきます。

「しくしく」とは?意味

「しくしく」は、「弱くはかない様子で泣く」との意味を持ちます。

これは、「しくしくする」だけでも「泣く」ことまで表現できる言葉です。

逆に言えば「泣く」以外には使用されることのない言葉だとも言えます。

「しくしく」には、「弱々しい」と言う意味と、「泣く」という意味の、二つ意味が込められていると言えます。

そのため、号泣するような場面では使用できません。

これは、強くないが、継続的な様子であることを示してもいます。

また、「泣く」以外の動詞にも、あまり使用されないのです。

「しくしく」を使う場合には、「泣く」と組み合わせる必要があります。

たとえば、「あまりに悲しかったのか、その日は一日中しくしくと泣いていました」とすると、静かにひっそりと、弱々しく泣いている様子を、上手に表現できるのです。

このように「しくしく」は、「弱々しく泣く」様子を表現した言葉です。

言葉で冗長に説明するよりも、この四文字を使って表現したほうが、その泣いている様子をありありと相手に伝達できるものなのです。