「恍惚する」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「恍惚する」の意味を分かりやすく説明していきます。

「恍惚する」とは?意味

「恍惚する」は「こうこつ」と読み、「心を奪われ、うっとりとしている様子」や「意識がはっきりしていないようなさま」を表している言葉です。

「恍惚する」の概要

「恍惚」には主にふたつの意味があります。

一つ目は、ある事柄に心を奪われてしまい、うっとりとしているような様子を表しています。

「恍惚」を構成する漢字「恍」と「惚」は、両方とも「うっとりするさま」を表している漢字です。

二つ目の意味として、病人や高齢者が「意識がはっきりせず、ぼんやりとしているようなさま」を意味する言葉としても使われます。

こちらの意味は「恍惚の人」という有吉佐和子氏の作品が由来と言われています。

「恍惚する」の言葉の使い方や使われ方

「恍惚する」が使われる場面としては、例えば、コンサートなどで演奏の素晴らしさにうっとりするような様子を「演奏に恍惚する」と表現されます。

もうひとつの老人などがぼんやりしている姿を「恍惚する」とも表現されますが、一般的には「うっとりする様子」を表す言葉として使用されます。

「恍惚する」を使った例文(使用例)

・『彼の演奏に思わず恍惚する』
・『彼女は大好きな芸能人に対して、恍惚する』

まとめ

「恍惚する」とは、「ある事柄に心が奪われ、うっとりしている様子」を表している言葉です。

「恍惚する」対象は芸能人などの人に対してはもちろん、芸術品や、音楽などさまざまな場面で使用することができます。