「頭に血が上る」はどんな様子に対して使う言葉なのでしょうか。
今回は、「頭に血が上る」の意味について解説します。
「頭に血が上る」とは?意味
「頭に血が上る」とは?意味
「頭に血が上る」とは、「興奮して怒り出すこと」を意味する言葉です。
「頭に血が上る」の概要
「頭に血が上る」の概要
人は興奮すると血液が頭部へ急激に流れ込みます。
一般的に興奮するのは怒りを覚えた時も多いことから「瞬間的に興奮して強く怒ること」を「頭に血が上る」と表現します。
頭部に血液が集中している興奮状態なので冷静さを欠き精神状態も正常とは言えません。
怒りで頭がいっぱいになっているような極度の興奮状態に対して用いられることが多く、とても理性的な判断ができてない様子を表します。
「頭に血が上る」の言葉の使い方や使われ方
「頭に血が上る」の言葉の使い方や使われ方
『罵倒の言葉を耳にして頭に血が上る』
『年齢を重ねたせいか頭に血が上ることもだいぶ少なくなった』
「頭に血が上る」の類語や言いかえ
「頭に血が上る」の類語や言いかえ
・キレる
「理性によるブレーキが効かなくなること」を意味します。
激しい興奮状態を表す言葉で「頭に血が上る」よりもさらに冷静さを欠き手がつけられない様子に対して用いられます。
まとめ
まとめ
「頭に血が上る」は一般語としても広く浸透しています。
一時的なものなので少し時間をおけば頭が冷えて元通りになります。
耳にする機会の多い言葉なので正しい意味を覚えておきましょう。