「繙く」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「繙く」はどのような行為を指す言葉なのでしょうか。

今回は、「繙く」の意味について解説します。

「繙く」とは?意味

「繙く」とは?意味

「繙く」とは、「ひもとく」と読み「事実を少しずつ調べて明らかにしていくこと」を意味する言葉です。

「繙く」の概要

「繙く」の概要

書物を封印していた紐を解いて中身を読み少しずつ知識を得ていく様子に由来する言葉で、一般的には分からないことを書物などで調べながら少しずつ明らかにしていく様子に対して用いられます。

歴史など事実の積み重ねから真実がわかるものを対象とし、調べてわかる情報を論理的に組み合わせることで必然的な結果から導かれる時に用いる表現です。

事実としては明らかになっているものの調べないとわからないような周知ではないものについて丁寧に解き明かしていく様子を表す言葉であり、真摯な学術的探求姿勢を指しています。

本来は書物や文献を対象に行われる調査を意味しますが、現在は映像授業やコンピューターなど様々な資料を使って調べて考察するという意味で使われている表現です。

「繙く」の言葉の使い方や使われ方

「繙く」の言葉の使い方や使われ方

『歴史を繙くと様々な発見がある』
『邪馬台国の謎を繙くにはまだ資料が不十分だ』

まとめ

まとめ

「繙く」は結論を焦ることなくひとつひとつ丁寧に書物で調べていく様子に対して用いる表現です。

資料を読むだけでなく調べるという意味を含むので注意してください。

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