「脱兎の如く」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「脱兎の如く」の意味を分かりやすく説明していきます。

「脱兎の如く」とは?意味

「脱兎の如く」とは?意味

「脱兎の如く」「だっとのごとく」と読みます。

意味は「非常に素早く行動すること」です。

身の危険を感じた時や、一気に攻め込む時などに、普段とは全く違う身のこなしで素早く動くことです。

基本的に、あることから逃げ出す時だけではなく、素早く行動すること全般に使われる言葉です。

「脱兎の如く」の概要

「脱兎の如く」の概要

「脱兎の如く」「脱兎」「逃げていくウサギ」という意味、「如く」「~の様に」という意味です。

由来は、中国の春秋時代に書かれた「孫子」という兵法書の一節にあります。

「始めは処女の如く、後は脱兎の如し」という記述で、「最初はゆっくりと、後は素早く攻撃するべし」という意味です。

「脱兎」はあくまで「逃げていくウサギの様に素早く」という意味で、「逃げる」という意味ではなかったのです。

「脱兎の如く」の言葉の使い方や使われ方

「脱兎の如く」の言葉の使い方や使われ方

「脱兎の如く」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『子供が脱兎の如くピンポンダッシュする』
・『ゴールを外したボールに脱兎の如く食らいつく』
・『犬に吠えられて空き巣が脱兎の如く逃げる』

まとめ

まとめ

今回は「脱兎の如く」について紹介しました。

「脱兎の如く」「非常に素早く行動すること」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。

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