「歯に衣着せぬ」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「歯に衣着せぬ」の意味を分かりやすく説明していきます。

「歯に衣着せぬ」とは?意味

「歯に衣着せぬ(はにきぬきせぬ)」とは、思ったことを包み隠さず、そのまま率直に言うことを意味しています。

「歯に衣着せぬ」の概要

「歯に衣着せぬ」は歯に衣を着せない、つまりオブラートに包まないと言う意味合いがあります。

なので、そのまま思ったことを直接的に発言する様子を表しています。

「歯に衣着せぬ」と似た表現としては、「ズケズケとものを言う」、「辛辣(しんらつ)な」、「あからさまに言う」などが挙げられます。

「歯に衣着せぬ」の言葉の使い方や使われ方

・『彼女は歯に衣着せぬ物言いが売りの有名なタレントだ』
・『彼の歯に衣着せぬ発言に、カチンと来ることがある』
・『あの人はいつも歯に衣着せぬ毒舌ぶりなので、時々、相手から反感を買うことがある』
・『彼の皮肉たっぷりの歯に衣着せぬ言葉に、周りが凍り付いた』

まとめ

良好な人間関係を保っていくためにも、「歯に衣着せぬ」ような発言はできるだけ控えたいものです。

本人はそれで相手をやり込めたような気持ちになるかもしれませんが、言われた側にとっては気分の良いものではありません。

また、本人は悪気がなくても、「歯に衣着せぬ」ような感情が伝わってしまうことがあります。

自分の印象を悪くしないためにも、できるだけコミュニケーション能力を高めていくようにしたいものです。