「漕ぎ着ける」はどんな様子を指している慣用句なのでしょうか。
今回は、「漕ぎ着ける」の意味について解説します。
「漕ぎ着ける」とは?意味
「漕ぎ着ける」とは?意味
「漕ぎ着ける」とは、「努力を重ねた末に目標にたどり着くこと」を意味する慣用句です。
「漕ぎ着ける」の概要
「漕ぎ着ける」の概要
本来の意味は「船を漕いで目的地に到着すること」を意味する言葉ですが、船を漕いで移動するのは大変な労力がかかります。
目的地にたどり着くまで延々と漕ぎ続けやっとの思いで到着する様子になぞらえて「苦労に苦労を重ねてやっと目標に到達すること」を表す慣用句が「漕ぎ着ける」です。
目標に到達するまで一筋縄ではいかず色々なことがあった時に使われる言葉で、多くの苦労や苦節があった上での結果に対して用いられる表現です。
目標を達成してはいますが一般的にはそこで終わりではなくその先にもまだ何か待ち構えているとき、例えば準備やお膳立てなどが完了したときに使われます。
「漕ぎ着ける」の言葉の使い方や使われ方
「漕ぎ着ける」の言葉の使い方や使われ方
『話し合いを重ねてトップ同士の直接会談に漕ぎ着ける』
『苦労を重ねてグランドオープンまで漕ぎ着ける』
まとめ
まとめ
「漕ぎ着ける」は目標を達成したという安心感に加え過去を振り返ったときの苦労に馳せる想いも含んだ表現です。
簡単に目標を達成したときには使わない表現なので注意してください。