この記事では、「燎原の火」の意味を分かりやすく説明していきます。
「燎原の火」とは?意味
「燎原の火」とは?意味
「燎原の火」の読みは「りょうげんのひ」で、「勢いが盛んで、止めることができないこと」を意味する慣用句です。
「燎原の火」の概要
「燎原の火」の概要
この「燎原の火」の由来は、中国の「書経」にある「野原を焼き尽くす激しい火」と言う記述だとされています。
山火事や平原が燃えると、それが風にあおられて、中々消し止めることが出来ないことの意味です。
この言葉の由来の通り、「燎原の火」は元々は「火の勢いが止まらないこと」を意味していましたが、そこから転じて今日では、「勢いが盛んで、止めることができないこと」と言う広い意味で使われるようになったものです。
「燎原の火」の言葉の使い方や使われ方
「燎原の火」の言葉の使い方や使われ方
・『新型コロナは中国で発生し、世界中に燎原の火のように拡大し、中々終息の兆しが見えない』
・『ネットでの中傷記事は、消そうと思っても、燎原の火の様に拡大し続けて消し去ることが出来ない』
・『話題のゲームソフトは、若者からあらゆる年齢層に燎原の火のごとく広まり、大ヒットを遂げた』
まとめ
まとめ
「燎原の火」は、「野原を焼き尽くす激しい火」の意味から転じた慣用句で、「勢いが盛んで、止めることができないこと」を意味します。