「ものの弾みで」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「ものの弾みで」はどんな意味を表す言葉なのでしょうか。

今回は、「ものの弾みで」の意味について解説します。

「ものの弾みで」とは?意味

「ものの弾みで」とは、「深い考えがあってのことではなくたまたま」という意味の言葉です。

「ものの弾みで」の概要

行動の理由に深い考えがないことを示す言葉で、一般的には大した動機がなく物事をしたときの説明として用いられます。

「弾み」とは物事の流れや勢いを指し、その場の空気や全体の雰囲気に流されて何かをしたことをなんとか言葉にして説明しようとするときに使われる言葉です。

説明の言葉ではあるものの実質的には何も説明していないに等しく、動機や理由はまったくわからないままです。

「ものの弾みで」の言葉の使い方や使われ方

『ものの弾みで声をかける』
『赤い車を選んだのはものの弾みで特に理由はない』

「ものの弾みで」の類語や言いかえ

・成り行き 「動きや流れに判断を委ねること」を意味します。

「ものの弾みで」がたまたま起きた偶然性を強調するのに対し、こちらは流れ着いた結果であり意思のなさを強調しています。

まとめ

「ものの弾みで」は自分でもうまく説明できない理由がない出来事に対して使います。

説明ではありますが具体的な内容がなく納得が得られないこともあるので、できるだけ使わないほうが無難です。