この記事では、「テープを切る」の意味を分かりやすく説明していきます。
「テープを切る」とは?意味
「テープを切る」とは?意味
「テープを切る」とは、「競争などで一番になること」を意味する慣用句です。
「テープを切る」の概要
「テープを切る」の概要
「テープを切る」の語源は、マラソン等の陸上競技で、ゴール地点に張られたテープです。
一番(一着)になった選手は、このピンと張られたテープを切り割いてゴールします。
このことから「競争などで一番になること」を比喩的に表現したのが「テープを切る」の慣用句です。
もちろん、スポーツの競争だけでなく、色々な競い合いに広く使われる言葉です。
テープと言えば、「テープカット」を思い起される方もおられるでしょう。
「テープカット」は実際にハサミで「テープを切る」イベントで、こちらは新たなスタートを祈念して行われます。
そこで「テープを切る」を、「新たなスタートを切ること」だと誤解されている方もおられます。
この慣用句の語源は、先に記載した通りで、「テープカット」から連想して「テープを切る」を、「新たなスタートを切ること」だと考えるのは、全くの間違いです。
誤解しないように、正しい語源を覚えておくのがお勧めです。
「テープを切る」の言葉の使い方や使われ方
「テープを切る」の言葉の使い方や使われ方
・『小型化新製品開発で、他社に先駆けてテープを切ることが至上命令だとハッパを掛けられた』
・『小学校の徒競走で、テープを切ることの快感を覚えている人も多いでしょう。
何事においても一番になるのは、同様に気分が良いものです』
まとめ
まとめ
「テープを切る」とは、「競争などで一番になること」を意味する慣用句です。
この慣用句の語源は、マラソン等の陸上競技のゴールを、一着の選手が切ることから来ています。