「朱を奪う」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「朱を奪う」の意味を分かりやすく説明していきます。

「朱を奪う」とは?意味

「朱を奪う」は、「あけをうばう」と読みます。

これは「正しいもの地位を奪うこと」を意味します。

これは省略されていますが、「紫の朱を奪う」という言葉が正しいと言えます。

これは、古代中国で、正しい色とされていた朱に変わって紫が好まれるようになったことに由来しています。

たとえば、あなたの会社で人事異動がありました。

すると、実績豊富な役員が降格して、人脈だけが豊富な無能な人物が役員に昇格したのです。

このような場合に「まさに紫の朱を奪うがごとき出来事です」と述べるとよいでしょう。

これにより、正しいものの地位が奪われる様子を、上手に表現できるのです。

「朱を奪う」を使った例文を挙げます。

・『紫の朱を奪うような人事でした』
・『紫の朱を奪うごとき出来事です』
・『紫の朱を奪うのを見るのは、耐えがたいものです』

このように「朱を奪う」は、「正しいもの地位を奪うこと」ことを意味する言葉です。

様々な場面で使用できる言葉ですので、上手に活用するとよいでしょう。