この記事では、「火を散らす」の意味を分かりやすく説明していきます。
気になる慣用句を正しく学んでいきましょう。
「火を散らす」とは?意味
「火を散らす」とは?意味
「火を散らす」とは、激しくやり合うこと。
ジリジリと闘争心を燃やして、戦い合う様子をあらわしています。
燃える炎のように熱いバトル、強烈なにらみ合いが「火を散らす」です。
その昔、合戦で武将たちが刀と刀をまじり合わせた姿から生まれた表現です。
「火を散らす」の言葉の使い方や使われ方
「火を散らす」の言葉の使い方や使われ方
火を散らすは『太平記』という軍記物語に登場するフレーズです。
ただ現代では、荒々しい戦いのことを「火花を散らす」といいます。
マスメディアでも「火花を散らす」の方がよく使用されているので、こちらも覚えておきましょう。
いずれも同じ訳として、辞書に載っています。
「火を散らす」の例文
「火を散らす」の例文
「火を散らす」を使った例文を挙げます。
・『火を散らすようなレースだった』
・『ライバル同士、熱い火花を散らした』
・『火を散らすように、鋭い眼光を向けた』
まとめ
まとめ
「火を散らす」の意味と使い方を学びました。
「火を散らす」とは、激しく競うこと。
敵と味方がバトルする状態をいいます。
現代では「火花を散らす」の方が、よく使われています。
こちらの表現も一緒に覚えておいてください。