「白扇を取らせる」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「白扇を取らせる」の意味を分かりやすく説明していきます。

「白扇を取らせる」とは?意味

「白扇を取らせる」は、「はくせんをとらせる」と読みます。

白という色は、死に関連付けられています。

武士が切腹する場合には、白装束に身を包みます。

ここでは、「白扇を取らせる」と使用する事で、「切腹を命じる」との意味になります。

なお、「取らせる」というニュアンスを重視するなら、「切腹を許可する」のほうが近い表現とも言えます。

「白扇を取らせる」の言葉の使い方や使われ方

たとえば、あなたが時代劇を見たとします。

その中で、主人公が配下の武将に切腹を命じていました。

このような場合に「主人公は苦悩しながらも、配下の武将に白扇を取らせるのでした」と述べるとよいでしょう。

これにより、切腹を命じることを、上手に言いかえて表現できるのです。

「白扇を取らせる」の例文

「白扇を取らせる」を使った例文を挙げます。

・『配下の武将に、白扇を取らせるのでした』
・『苦渋の決断で、音音に白扇を取らせることにしました』
・『その時点では、白扇を取らせるつもりはなかったようです』

まとめ

このように「白扇を取らせる」は、「切腹を命じる」や「切腹を許可する」ことを意味する言葉です。

様々な場面で使用できる言葉ですので、上手に活用するとよいでしょう。