「身二つになる」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「身二つになる」は何を表す慣用句なのでしょうか。

今回は、「身二つになる」の意味について解説します。

「身二つになる」とは?意味

「身二つになる」とは?意味

「身二つになる」とは、「子供を産むこと」を意味する言葉です。

「身二つになる」の概要

「身二つになる」の概要

妊娠した女性が出産し子供が生まれて母と子2人になる様子を指す言葉で、お腹の中にいる間は母ひとりだったものが出産して別々の人間として存在するようになるさまを表す言葉です。

身体が別々になるところに由来することからもわかるように実際に出産する母親に対してのみ用いられる慣用句で、子供が生まれたとしても直接出産していない父親には使いません。

出産という行為を外見的な特徴だけで表している慣用句であり、思い入れを排し出産に対して一歩距離を置いた客観性が感じられる表現です。

「身二つになる」の言葉の使い方や使われ方

「身二つになる」の言葉の使い方や使われ方

『結婚してからに身二つになるまでにずいぶんと時間がかかった』
『身二つになると子供の世話で手一杯になり自分のことには気が回らなくなるものだ』

まとめ

まとめ

「身二つになる」は冷たく感じられるそっけない言い方ですが、一般的には照れ隠しなど子供が生まれたことに対する喜びをあえて抑えているときに使う表現です。

言葉の裏に隠された本当の気持ちに注意して使いましょう。

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