この記事では、「見栄を切る」の意味を分かりやすく説明していきます。
「見栄を切る」とは?意味
「見栄を切る」とは?意味
「見栄を切る」の読みは「みえをきる」で、「自分の能力を誇示する言動をすること」を意味する慣用句です。
「見栄を切る」の概要
「見栄を切る」の概要
「見栄を切る」の言葉は、もともとは「歌舞伎で役者が決めポーズすること」の意味で、現在でもこの意味でも使われています。
そこから転じて、「自分の能力を誇示する言動をすること」の意味の慣用句が生まれたのです。
この「みえ」の表記には、「見栄」と「見得」があります。
「見栄を張る」の慣用句では一般的に「見栄」が使われ、この記事では「見栄を切る」と表記していますが、こちらの慣用句では「見得」の方がよく使われており、「見得を切る」と表記されることの方が多いと言えます。
いずれの漢字表記も、もともとは「見え」の当て字として使われ始めた表記です。
「見栄を切る」の言葉の使い方や使われ方
「見栄を切る」の言葉の使い方や使われ方
・『彼は社長の前で、プロジェクトは必ず成功させると見栄を切った』
・『後輩を引き連れて飲み屋に入った先輩は、今夜の飲み代はすべて俺が払うと見栄を切った』
まとめ
まとめ
「見栄を切る」は、「歌舞伎で役者が決めポーズすること」の意味で、そこから転じた「自分の能力を誇示する言動をすること」を意味する慣用句です。
「見得を切る」と表記されることの方が多いと言えます。