この記事では、「ご尊顔を拝む」の意味を分かりやすく説明していきます。
「ご尊顔を拝む」とは?意味
「ご尊顔を拝む」とは?意味
「ご尊顔を拝む」の読みは「ごそんがんをおがむ」で、「高貴な人の顔を見ること」を意味する敬語表現の慣用句です。
全く同じ意味の慣用句として「ご尊顔を拝する」の表現でもよく使われます。
「ご尊顔を拝む」の概要
「ご尊顔を拝む」の概要
「ご尊顔を拝む」における「ご尊顔」とは、「高貴な人や自分の尊敬してやまない人の顔」を意味する非常に丁寧な尊敬語です。
非常に丁寧な尊敬語であることから、昔は王様や皇帝と言った極めて身分の高い人に使われていました。
今日の日本では、天皇陛下に使われような言葉です。
また「拝む」は一般的には「神仏に手を合わせて祈ること」ですが、「見る」の謙譲語の意味もあり、ここでは後者の意味で使われています。
従って、「ご尊顔を拝む」とは「高貴な人の顔を見ること」を意味する敬語表現となるのです。
一般的には、この言葉は非常に高貴な方に対して使われる言葉ですが、最近では自分が熱烈に憧れるアイドルに対して使われることもあります。
この使い方は、スラング的な使い方と言えるでしょう。
「ご尊顔を拝む」の言葉の使い方や使われ方
「ご尊顔を拝む」の言葉の使い方や使われ方
・『私の85歳の祖父は、一般参賀で天皇陛下のご尊顔を拝むことが出来たと大変喜んでいた』
・『彼は推しメンのアイドルに対してご尊顔を拝むとの言葉を使っているが、全く馬鹿げている』
まとめ
まとめ
「ご尊顔を拝む」とは、「高貴な人の顔を見ること」を意味する敬語表現の慣用句です。
全く同じ意味の慣用句として「ご尊顔を拝する」の表現でもよく使われます。