「マネタリーベース」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「マネタリーベース」の意味を分かりやすく説明していきます。

「マネタリーベース」とは?意味

「マネタリーベース」とは?意味

「マネタリーベース」は日本の場合、日本銀行券の発行高と、日銀当座預金残高、貨幣流通高の3つを合計したものを指します。

もう少し簡潔に言うと、日本銀行が直接供給するお金の事です。

「マネタリーベース」の概要

「マネタリーベース」の概要

「マネタリーベース」は、銀行券(紙幣)と流通貨幣(硬貨)そして日本銀行の当座預金の合計を指す言葉です。

「ベースマネー」「ハイパワードマネー」「強力通貨」などとも呼ばれる場合があります。

日本が現在どのような経済状態かによって、日銀が供給量をコントロールし、景気が悪い状況であれば世の中にお金の量を増やす必要があるので、日銀は「マネタリーベース」を増やします。

逆に景気が良くなれば「マネタリーベース」の供給量は減少します。

2013年4月以前は、金融調整の効果を計るための指標として「無担保コール翌日物金利」が採用されていましたが、現在はこの「マネタリーベース」へと変わっています。

2022年4月末現在の「マネタリーベース」の平均残高は687兆4736億円と過去最高値を記録しました。

まとめ

まとめ

「マネタリーベース」とは金融・経済用語で、日本銀行券の発行高と、日銀当座預金残高、貨幣流通高の3つを合計したものになります。

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