「一連托生」とはどんな意味の言葉なのでしょうか。
今回は、「一連托生」の意味について解説します。
「一連托生」とは?意味
「一連托生」とは?意味
「一連托生」とは、「どんな結果であろうと運命を共にすること」を意味する言葉です。
「一連托生」の概要
「一連托生」の概要
もともとは仏教用語であり、死後に極楽浄土で同じ蓮の華に生まれ変わることを意味します。
現世だけでなく来世の生まれ変わりまであらかじめ決まってしまうことから転じて「物事の結果にかかわらず運命や行動を共にすること」という意味で使われる言葉です。
一般的には複数の人たちが同じ運命を辿る時に使う言葉で、ある人に起こった出来事を他の人も運命であると受け入れる際に用いられます。
運命を同じくする者同士が使う表現であり、強い絆で結ばれた仲間や組織などが一人だけ別の道をたどることなく全員で同じ運命と結果を共にするときに使う表現です。
「一連托生」の言葉の使い方や使われ方
「一連托生」の言葉の使い方や使われ方
『私と彼は一蓮托生の関係だ』
『組織は全員一蓮托生なので一人だけ抜け駆けは許さない』
まとめ
まとめ
「一連托生」には運命を天に任せるの結果を全員で受け入れるという意味合いがあります。
複数で人を対象に用いられる表現なので一人だけの時は使いません。
古めかしい言い回しですが今でもよく使われる言葉なので意味覚えておきましょう。