「多士済々」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「多士済々」の意味を分かりやすく説明していきます。

「多士済々」とは?意味

「多士済々」とは?意味

「多士済々」の読みは、「たしさいさい」または「たしせいせい」で、「優れた人物が数多くいること」を意味する四字熟語です。

「多士」「多くの優れた人材」を意味し、「済々」「数が多くて盛んなこと」を意味します。

従って、「多士済々」の読みは、「優れた人物が数多くいること」の意味となるのです。

「多士済々」の概要

「多士済々」の概要

この「多士済々」は孔子が編纂したとされている「詩経」の中で、名君として名高い文王について詠った詩の中に初めて記されています。

その内容は、文王は亡くなってしまったが、その周りには「優秀な人材が集まり、盛り立てていた」ので、亡き文王も天国で安心して見ていることが出来ると言った記述があり、これが「多士済々」の語源だとされています。

「多士済々」の言葉の使い方や使われ方

「多士済々」の言葉の使い方や使われ方

・『このプロジェクトは会社の盛衰を決定づけるほど重要なので、全社から多士済々が集められています』
・『多士済々でも、リーダーがそのベクトルを一方向に向けられなければ、途中で瓦解する危険がある』
・『集められたメンバーは多士済々だと見方もありますが、私には単なる烏合の衆に思えます』

まとめ

まとめ

「多士済々」の読みは、「たしさいさい」または「たしせいせい」で、「優れた人物が数多くいること」を意味する四字熟語です。

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