「忌み嫌う」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「忌み嫌う」とはどのような感情を指す言葉なのでしょうか。

今回は、「忌み嫌う」の意味について解説します。

「忌み嫌う」とは?意味

「忌み嫌う」とは、「ひたすらに嫌って避けること」を意味する言葉です。

「忌み嫌う」の概要

特定の対象を嫌がったり憎んだりすることはよくありますが、ただ嫌うだけではなく不吉や汚れなど宗教めいた意味合いで嫌うさまを「忌み嫌う」と表現します。

合理的な説明や正当性を示されても納得せずただひたすらに遠ざけ関わりを断とうとし、機会があれば根絶することも厭わないほど強く憎んで嫌う気持ちに対して用いられる言葉です。

合理的な理由に基づく感情ではないので解消するのは困難です。

「忌み嫌う」の言葉の使い方や使われ方

『過去に何があったのかと思いほど蛇を忌み嫌う』
『縁起が悪いからという理由で4という数字を忌み嫌う』

「忌み嫌う」の類語や言いかえ

・毛嫌いする
「合理的な理由もなく徹底的に嫌うこと」を意味します。

獣が相手の毛並みを見て好き嫌いを判断するさまになぞらえた言葉で、納得のいく理由もなく嫌悪する様子に対して使います。

まとめ

「忌み嫌う」は並大抵ではないほどひどく嫌っている様子を表します。

ただの嫌悪とはレベルが違うので心の底から嫌っている様子が感じられる場合にのみ使いましょう。