「様相を呈する」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「様相を呈する」の意味を分かりやすく説明していきます。

「様相を呈する」とは?意味

「様相を呈する」の読みは「ようそうをていする」で、「~の状態になる」と言った意味の慣用句です。

「様相を呈する」の概要

「様相を呈する」における「様相」とは「あり様や、すがた」を意味する言葉で、「呈する」は「ある状態を表すや、示すこと」を意味する言葉です。

従って、「様相を呈する」は「あり様が表れること」すなわち、「~の状態になる」との意味になるのです。

ちなみに、「様相」に似た言葉に「様子」があります。

この「様子」は体調や心情と言った表面的には分からないが、主観的に感じられた状態も表すことが出来ますが、「様相」はあくまで実際に見える事柄のみに使われると言う違いがあります。

この違いを踏まえれば、「様相を呈する」の意味のニュアンスがより理解し易いと思います。

「様相を呈する」の言葉の使い方や使われ方

・『原油の高騰に端を発した世界的な物価上昇は、長期化の様相を呈している』
・『一方的な試合になると思われていたサッカーの試合が、接戦の様相を呈している』

まとめ

「様相を呈する」とは、「~の状態になる」と言った意味の慣用句です。