この記事では、「負い目を持つ」の意味を分かりやすく説明していきます。
「負い目を持つ」とは?意味
「負い目を持つ」とは?意味
「負い目を持つ」の読みは「おいめをもつ」で、「相手に頭が上がらない心の負担」を意味する慣用句です。
「負い目」は、「相手に対する恩義や、自分の側に罪悪感などがあることで、相手に頭が上がらない心の負担」を意味する言葉で、そうした感情を「持つ」ことなので、冒頭の意味となるのです。
「負い目を持つ」の概要
「負い目を持つ」の概要
「負い目」に似た言葉に「引け目」と言う言葉があります。
「引け目」は「相手の人より劣っていると感じること」で明らかに意味が異なります。
「負い目」の言葉に、勝ち負けの「負」の漢字が使われているため、「負い目」を間違えて「引け目」の意味だと取り違えている人が見受けられます。
しかし、この「負い目」の「負」は「負け」の意味ではなく、「負担」を意味しているのです。
「負い目」が「引け目」の意味だと勘違いしていると、「負い目を持つ」の意味も全く違った解釈になるので、混同しないように注意が必要です。
「負い目を持つ」の言葉の使い方や使われ方
「負い目を持つ」の言葉の使い方や使われ方
・『あの先輩には、会社に入社する際に、色々と後押ししてもらったので、未だに負い目を持っています』
・『若い頃に付き合っていた彼女を自分の都合で一方的に振った経験があり、今でも彼女には負い目を持っています』
まとめ
まとめ
「負い目を持つ」とは、「相手に頭が上がらない心の負担」を意味する慣用句です。