「一貫性がない」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「一貫性がない」の意味を分かりやすく説明していきます。

「一貫性がない」とは?意味

「一貫性がない」は「いっかんせいがない」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「すぐに方向性や方針が変わること」という意味で、途中でやり方を何度も変えることです。

2つ目は「ものごとの筋道が立っていないこと」という意味で、前後のつながりを考えず、その場の思い付きで行動することです。

3つ目は「全体のまとまりがない様子」という意味で、ごちゃごちゃしたものが集まっている様子のことです。

4つ目は「言うこととやることに矛盾がある様子」という意味で、言動が不一致な様子のことです。

「一貫性がない」の概要

「一貫性がない」の「一」は「ひとつの」という意味、「貫」は「つらぬく」とも読み「一物の中間に穴をあけて通す」から転じて「最後まで筋を通してやりぬく」という意味、「性」は「その様な傾向がある」という意味です。

打消しの助動詞「ない」が付いて、「ひとつの方針・方法・態度で、始めから終わりまでつらぬき通す傾向がない」という意味で使われます。

「一貫性がない」の言葉の使い方や使われ方

「一貫性がない」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『彼の作業の手順には一貫性がない』
・『これらの空き巣の手口には一貫性がない』
・『彼の主張には一貫性がない』

まとめ

今回は「一貫性がない」について紹介しました。

「一貫性がない」は「始めから終わりまで一つのやり方で通さないこと」と覚えておきましょう。